監督:野村浩将
出演:坪内美子、高杉早苗、小林十九二

夢子は、親に内緒でボーイフレンドと交際していたが、相手の妹の助けを借りて、晴れて結婚できる事になった。あとは一緒になれる日を待つばかりというとき、道端で女友達に出会う。

友達:あら、夢子さん。

夢子:まあ~、えっちゃん、しばらくねぇ。どう?ご家庭の方は、相変わらずご円満?

友達:ええ、ありがとう。あんたも最近なんですってね。聞いちゃったわよ♪

夢子:あら、いやだわ~誰から聞いて?

友達:クラスメートの高橋さんから。おごる価値ありでしょ?

夢子:そうねえ~。まず、価値ありでしょうね。

友達:あんたのハズ、とってもいいんだっていうんじゃないの?

夢子:そうねえ~、それ程でもないけど、どっちかと言うとイイ男だわ。

友達:あら、いやな人。

夢子:うふっ。えっちゃんに、今日にでも見ておいてもらいたいんだけど、彼今晩、会社の人たちが、私達の為にお祝いをしてくれるんで、その宴会の方へ行っちゃうのよ。

友達:えっ?会社のお仲間の?

夢子:ええ…。

友達:まあ、あんた、そりゃ行かせない方がいいわ。

夢子:まあ、どうして?

友達:あんた甘いのねぇ…。

夢子:どうしてさ。

-辺りを見回して、耳打ちする-

友達:…。わかった?

友達:…。

夢子:まあ!どうしましょう、私。

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